「人とは違う自分たちらしい結婚式がしたい」「結婚式を挙げたいけれど費用が心配」と思う方も多いのではないでしょうか。今回はそんな悩みを持つプレ花嫁さん必見！カジュアルウェディングのメリットから気になる費用までご紹介します。実際にカジュアルな結婚式を挙げた先輩カップルの実例も参考にしてみて下さいね。
カジュアルな結婚式とは
カジュアルウェディングとはどんな結婚式なのでしょうか。フォーマルな結婚式とは何が違うのか、まずはその疑問を解決していきましょう。カジュアルウェディング
一般的な結婚式で行われる披露宴よりも格式張っていない、かといって二次会よりも砕けずに、きちんとしている結婚式のことです。ちょうど結婚式と二次会の中間のような雰囲気から1.5次会と呼ばれることもあります。会場のタイプ
カジュアルウェディングは許可があれば基本的にどこでも行うことができます。レストランやカフェなどを貸し切って行うのが多い傾向にあります。オリジナリティを出したいカップルは、キャンプ場やガーデンなどの屋外の開放的な場所を選ぶのもおすすめです。よりカジュアル感を演出することができますし、トレンドにもなっています。専門の結婚式場の披露宴会場で行われることもありますが、立食形式にすることでカジュアルな結婚式を演出することができますよ。ドレス・衣装
カジュアル感を演出するなら、新郎新婦の衣装もカジュアルなものを選んでOK。リゾート感を演出したり、テーマカラーを決めたり、趣味を取り入れてもいいですよね。もちろん一般的な結婚式と同じような衣装でもOKです。招待するゲストもカジュアルな服装で参加してもらうと、会場により統一感が出るのでおすすめです。流行りを取り入れてみても面白いかもしれませんね。演出・プログラム
フォーマルな結婚式の披露宴には定番のプログラムや流れがあります。しかし、カジュアルウェディングには決まったプログラムはありません。ゲストとゆっくり過ごす、食事やゲームを楽しむなど、2人が自由に決めることができます。もちろん定番のケーキカットやお色直し、余興なども会場との打ち合わせで取り入れることも可能です。カジュアルな結婚式のメリット
アットホームな結婚式ができる
フォーマルな結婚式は新郎新婦、ゲストの座席が決まっています。自由に動ける時間も限られており、なかなかゆっくりとゲストと話すことができません。結婚式に参列したことがある方は、新郎新婦と話せなかった、写真が撮れなかったという経験はありませんか？カジュアルウェディングの多くはビュッフェスタイルです。ゲストも新郎新婦も自由に動くことができるので、ゲストとの距離が近く、一緒に食事や会話を楽しむことができます。ゆっくりと写真を撮ったりゲームをして楽しみたい、アットホーム雰囲気にしたいという方におすすめです。予算を立てやすい
一般的な結婚式はゲストにご祝儀をいただくスタイルです。ご祝儀がいくら入っているかは開けてみなければ分かりません。思っていた金額より少ない可能性もあるかもしれませんよね。しかし、カジュアルウェディングは会員制のスタイルが主流です。自分たちで会費を決めることができ、参加人数さえ分かれば集まる金額が事前に計算できるので、予算を立てやすいというメリットがあります。また、一般的な結婚式を挙げるよりも費用が抑えられるので、結婚式を諦めていた方も、カジュアルな結婚式を検討してみてはいかがでしょうか。オリジナリティを出せる
会場の場所、衣装、演出などあらゆるところでオリジナリティを演出することができます。友達の結婚式とは少し違う雰囲気にしたい、差別化したいという方も多いのではないでしょうか。個性を出したい、結婚式に取り入れたいテーマや趣味がある方におすすめです。2人らしさを全面に出した結婚式をイチから作って見ませんか？
負担を少なくできる
会費制の結婚式の場合、会費の相場は10,000円前後です。一般的な結婚式のご祝儀は30,000円なのでゲストの負担が少なくすみます。さらにカジュアルウェディングは通常の結婚式よりも費用を抑えることができるので、新郎新婦の負担も軽くすることができます。また、フォーマルな結婚式とは違い、引き出物や引き菓子選び、席次表や席札などを用意する必要がないので、準備の負担を軽くすることができますよ。費用を抑えたい方、準備の負担を減らしたい方におすすめです。費用はどれくらい？
一生に一度の結婚式だからこそ予算を気にせずにやりたい！と思いますが、やはり結婚式にかかる費用が気になる方も多いのではないでしょうか。カジュアルな結婚式にはどのくらい費用がかかるのでしょうか。ここからは費用について紹介します。
一般的な結婚式の場合
挙式〜披露宴を行う一般的な結婚式の費用平均額は300〜500万円といわれています。いただけるご祝儀を差し引いても、新郎新婦の負担が大きくなる傾向にあります。衣装、会場の装飾、料理などこだわればこだわるほど費用がかかっていきます。カジュアルな結婚式の場合
ご祝儀制ではなく、会費制を取り入れる新郎新婦が多い結婚式のスタイルです。料理、飲み物、会場費が主に必要となる費用ですが、カジュアルウェディングの費用の大部分を決めるのが、実はおもてなしの料理なんですよ。料理の提供スタイルによって費用が大きく変わってきます。会費 1万円未満
ゲストの会費を1万円未満にした場合、料理は立食ビュッフェが一般的です。カジュアルウェディングの1番オーソドックスなスタイルですよね。このスタイルはレストランを会場にする場合がほとんどです。ゲストとの距離が近いのでアットホームな雰囲気のパーティーができますよ。費用を抑えたい方、ゲストの負担を抑えたい方におすすめです。会費 1万円〜1.5万円未満
カジュアルウェディングですが砕けすぎず、きちんとしたパーティーにしたいという方もいますよね。会費を1万円〜1.5万円にした場合、着席のビュッフェ形式や会場によっては着席のフルコースを選べるところもあるでしょう。会場はレストランや専門式場などさまざまです。カジュアルだけどきちんとしているいいとこ取りのスタイルです。会費 1.5万円以上
披露宴並みのおもてなしでゲストに楽しんでもらいたいという方には、会費1.5万円以上のおもてなしをおすすめします。着席フルコースでゆっくりと楽しんでもらうことができますよ。ホテルやゲストハウスを会場にすることも多いので、設備も充実して安心ですよね。専門のプランナーが付いてくれることもあります。親族や年配、お子様のゲストがいる方におすすめです。カジュアルな結婚式の実例
カジュアルウェディングのことは大体わかりましたか？実際にカジュアルウェディングを実現した先輩カップル達がどんな結婚式を挙げたのか気になりますよね。ここからはカジュアルウェディングを選んだ先輩カップル達の実例を2つ紹介します。会場やプログラム等、参考にしてみてくださいね。ナチュラルウェディングをカジュアルに
会場：結婚式場のガーデンゲスト：60名（友人、職場関係）
テーマ：自然豊かなナチュラルウェディング
料理スタイル：立食ビュッフェ
プログラムのこだわりポイント：ウェルカムパーティー中に新郎新婦がサプライズで登場、ガーデンで定番のケーキカット、ファーストバイト、ゲストと食事や会話を楽しみながら写真撮影タイム、ゲーム大会と余興、新郎新婦からのサプライズ映像
ーー新郎新婦の衣装もカジュアルにこだわり、会場の装飾や小物もDIYしてオリジナリティを演出したそうです。ゲストの方々にも非日常的な空間でリラックスして過ごしてもらえるようにと、開放感たっぷりのガーデンを選んだとのことでした。
ゲストと一緒に楽しむレストランウェディング
会場：レストランゲスト：80名（友人のみ）
テーマ：ゲストと一緒に楽しい1日を過ごす
料理スタイル：立食ビュフェ
プログラムのこだわりポイント：ウェディングケーキの装飾をゲストにお任せ、小物をたくさん使って写真撮影タイム、ケーキカット、ビンゴ大会、エンディング映像
ーー遠方からのゲストや久しぶりに会うゲストともゆっくりできるよう、歓談とゲームがメインでプログラムを組み立てています。新郎新婦だけではなく、ゲストも一緒に参加できるよう演出を工夫したそうです。
