艶があってサラサラな、美容院帰りのような美髪を自宅でも作りたい！色んな商品があったり、人によって髪質が異なるため、どれが良いのか分からない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、プロもおすすめのサロン専売シャンプーをご紹介していきます。
サロン専売シャンプーとは？
サロン専売シャンプーは、一般市場に卸されていない、サロンでのみ販売されているシャンプーのことを言います。市販品との違いを説明していきます。市販品と何が違うの？
サロン専売シャンプーと市販品の大きな違いは、購入場所と品質です。市販品は一般市場に出回っていて、身近なドラックストアやスーパー、コンビニでも購入できる一方、サロン専売シャンプーは基本的にサロンでしか購入できません。最近ではオンラインやドラッグストアなどでも購入できるアイテムもあるようです。また、市販品と比べると高価で高品質なものが多く、種類が豊富であるところです。CMや広告で見かける市販品とは異なり広告宣伝費をかけていない為、成分処方やも十分な洗浄力にこだわり、高品質であることが特徴です。メリット
メリットはやはり、潤いを保ちながら洗浄し、使い心地と仕上がりが良いところです。髪や頭皮に優しい刺激の少ない高価な成分処方をしていて、十分な洗浄力にこだわっています。髪質や悩みにアプローチしていて、自分のタイプに合ったベストなヘアケアが出来ます。デメリット
サロン専売シャンプーのデメリットは、値段と買いにくさです。市販品は値段も手頃で、いつでもどこでも手に入れやすくて便利な一方、サロン専売シャンプーはサロンや一部店舗でしか購入できず、購入まで時間がかかります。また価格も高いものが多いです。サロン専売シャンプーで気を付けるポイント
次にサロン専売シャンプーを購入するに当たって気をつけたいポイントについて紹介します。目的に応じた成分の違い
シャンプーは目的によって成分が異なります。シャンプーの種類やパッケージに記載の成分を見て選ぶのがポイントです。まず地肌や髪に優しい洗浄成分を重視したい人には、ベタイン系、アミノ酸系がおすすめされています。ベタイン系泡立ちもきめ細かく、使用感も優れている一方、アミノ酸系の洗浄成分は泡立ちが弱いというのが特徴です。次に、保湿を重視する人には、オイル系・コラーゲン系・ヒアルロン酸系のものが髪の水分保有率を高めます。また、髪のダメージケアをしたい方が、「ケラチン」や「ヘマチン」といった、補修成分が含まれているシャンプーが髪の補修をしてくれます。シリコンの有無
サロン専売シャンプーを購入するとき、シリコンの有無についてもチェックしたいですね。ですが、一般的に言われている「シリコンは髪に悪い！」というのは一概には言えず、Sui 代表の冬木慎一さんによれば、その認識は間違えているといいます。成分によっては髪にとって良い効果があります。花王の研究でも、シリコンが頭皮の毛穴に詰まったりパーマやカラーの施術に影響を与えることはないと実証されています。Sui 代表の冬木慎一さんによると、ヘアケア剤にシリコンが使われているのは、髪をなめらかにする役割があるからだといいます。すすぎのときの髪の指通りや感触、乾燥後の仕上がり感の違いで、配合の有無や配合量を調整しています。ノンシリコンのシャンプーはさっぱりした洗い上がりですが、コンディショナーやトリートメントには必ずシリコンが配合されているとのことです。髪が細い人やボリューム・ハリを出したい人は、ノンシリコンシャンプーを使うことがおすすめだそうですが、シリコンがあるからといって、髪によくないというわけではないのですね。
サロン専売シャンプーの選び方
サロン専売シャンプーの選ぶ際のポイントを、紹介します。① 頭皮にやさしい洗浄成分
先ほども紹介した、「ベタイン系」の洗浄成分は地肌・毛髪にやさしく、クリーミーで泡立ちが良いため使用感も抜群に優れていて、赤ちゃん用シャンプーにも使われています。洗浄力は高くないですが、地肌にやさしく、サロン専売シャンプーはこの洗浄成分が使われているものが多いのです。（使われている成分：ラウラミドプロピルベタイン・ココアンホ酢酸Na・コカミドプロピルベタイン）
他にも、洗浄力と地肌への肌やさしさに優れている「アミノ酸系」（使われている成分：ココイルグルタミン酸Na・ココイルグルタミン酸TEA・ラウロイルグルタミン酸Naなど）のシャンプーもあります。
②髪の悩みを解決する成分
髪のパサつきに悩んでいる人には、潤いを与える「セラミド」が配合されているものがおすすめです。潤いを与えるけれど、べとつかないのが特徴です。カラーリングやパーマをしていて髪が傷んでいる方は、「加水分解ケラチン（もしくは加水分解レシチン）」という成分が含まれているものがおすすめです。毛髪のダメージ補修を促す働きがある成分で、ケラチンは毛髪を構成するタンパク質、レシチンは細胞膜の構成成分のことを指します。加水分解という過程を経ることで毛髪に吸着しやすくなっているのが特徴です。③使うのが楽しみになる香り
一般的なシャンプーは、成分表の近くに「○○の香り」と記載されていますが、サロン専売シャンプーは、記載されていないものも多く見受けられます。購入前に公式HPの製品情報のページをチェックしてみたり、実際にサロンで香りを嗅いで見て下さい。甘い香りが好きな人は「ローズ」「フローラル」、さっぱりとした香りが好きな人は「シトラス」「グリーン」といった表示のあるものを選んでみて下さい。④予算にあうシャンプー選び
冒頭でお伝えした通り、サロン専売シャンプーは高価なものが多いです。一般的な市販のシャンプーは1mlあたりが2.6円程度の価格なのに対して、サロン専売シャンプーは5.6円と倍以上の価格です。成分的に優れていますが、シャンプーは毎日使うものです。ご自身の予算と相談して、継続して使用できそうなものを選んでください。おすすめのサロン専売シャンプー4選
MILBON(ミルボン) / Aujua(オージュア) クエンチシャンプー モイスト
サロン専売シャンプーとして有名なミルボンから発売されているオージュアの製品です。主成分が髪にやさしいアミノ酸でできています。毛髪の脂質成分と似ているオリーブスクワランが配合されており、髪の水分が蒸発するのを防ぎます。また、毛髪の脂質成分と似ているモイストリキッドオイルも配合されており、脂質層を整えて髪がパサつくのを抑えます。パーマやカラーなどで髪の毛の脂質と水分バランスが崩れてパサつきのある髪のアフターケアとしておすすめです。
【価格】参考価格：5,800円(税込)
【内容量】500ml
【効果】髪の乾燥を抑制、髪がパサつく改善
【香り】リラックスできる牡丹の香り
ラサーナ 海藻海泥シャンプー
ヤシ油由来のアミノ酸系シャンプーで、必要な潤いはキープしながら汚れのみをオフできるのが特徴です。10～20ミクロンという超微粒子の海泥が毛穴の汚れを吸着し、詰まった皮脂もすっきり取り除いで清潔で健やかな頭皮環境を整えます。
【価格】1,197円(税込)
【内容量】230ml
【効果】しっとり、ダメージ補修
【香り】ローズヒップ
napla(ナプラ) / N.(エヌドット) カラーシャンプー Pi
高級アルコール系のシャンプーです。ピンクや赤系の褐色を抑えることに成功したヘアカラー後のシャンプーです。ヘアカラーをしてもすぐに色落ちしてしまう、髪のダメージが気になる方におすすめです。頭皮のベタつきに有効な成分であるローズマリー葉エキスのほか、シアバターが配合されており、髪や頭皮のコンディションを整えてくれます。
【価格】2640円
【内容量】320ml
【効果】色落ち防止、色長持ち、頭皮ケア
【香り】ホワイトフローラルの香り
LebeL(ルベル) / イオ クレンジング リラックスメント
アミノ酸系の頭皮に優しいシャンプー。ドライ地肌をうるおい仕上げ。植物由来100％の洗浄成分で洗い上げるシャンプー。クリーミーな泡で地肌すっきり。乾燥が気になる肌質、ダメージが進んでからまりやすいにおすすめです。シリコーンフリー。
【価格】2,340円(税込)
【内容量】600ml
【効果】頭皮ケア、保湿効果、髪なめらかでサラサラ効果。
【香り】ローズグリーンの香り
