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【2023年現在】結婚式で知っておくべき引き出物の相場と選び方の基本

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そもそも引き出物とは?

引き出物(ひきでもの)とは披露宴に出席してくれたゲストへ、「感謝の気持ち」を込めて記念品として贈る品のことです。結婚式に参加した際にお土産をいただいたことがありますよね。この土産こそ新郎新婦からから参加者への引き出物です。かつての結婚式の引き出物は、披露宴で用意された料理の一部を折詰にし、家で待つゲストの家族への「お土産」として持ち帰っていただくというものでした。現代では、お祝いをくれたゲストへのお礼とお返しとしての意味合が強くなり、結婚式に参列してくれたゲストへの「記念品」として用意するスタイルに変化しました。 メインの記念品の他に、引き菓子や、地域によっては独特のしきたりなども全部合わせて「引き出物」と呼ぶこともあります。

「メイン+引き菓子+縁起物」の基本3品

地域差はあるものの基本はメインの引き出物、引き菓子、縁起物の3点を渡すことが多いです。最近では、縁起物を入れずに2品にする方もいますが、割り切れる数字だと縁起が悪いと考える人もいるため、その場合はゲストによっては奇数にして贈り分けるのも良いです。地域によっては伝統的な引き出物が決まっていたり、金額や品数が一般的な相場と違うことがあるので必ず両親や式場のスタッフに相談しましょう。

引き出物の相場は?

結婚式の引き出物の相場を紹介いたします。ご祝儀の金額によっても異なり、一般的に引き出物の中のメインの品はご祝儀の10%程度です。

友人や同僚の場合

ご祝儀が3万円なのでメインの品は3千円程度、引き菓子は千円程度、縁起物は千円程度が相場です。これら3品合わせて5千円~7千円が相場です。

上司や親族の場合

ご祝儀が5万円なのでメインの品は5千円程度、引き菓子は千円程度、縁起物は千円程度が相場です。これら3品合わせて7千円~9千円が相場です。

プチギフトは引き出物にカウントしない

キャンドルサービスでゲストのテーブルを回る際や、お見送りの際にに渡すプチギフトもゲストに渡すものですが、これは引き出物にはカウントしませんので注意しましょう。

引き出物を選ぶときのポイントは?

結婚式の際に渡す引き出物にもセンスが現れるので注目されるポイントでもあります。

地域の引き出物マナーを必ず確認しておく

引き出物で用意する品や個数は地域や慣習によって異なることがあります。そのため、引き出物の準備をはじめる前に情報収集を行うことが大切です。メインとなる【引き出物】と【引き菓子】は、概ね全国どこでも用意しますが地域によっては【プラス1品】に決まった縁起物を必ず入れたり、故郷の名産品を用意したりすることがあります。結婚式が決まったら、新郎新婦ふたりの出身地に地域独特の決まりやしきたりがないかどうかを確認するために両親や親族など、地元の習慣に詳しい方にも相談しておきましょう。

のしは「結び切り」を選ぶ

引き出物にはのしをつけます。のしとは祝儀袋やのし紙などの右上にある飾りで、「のしあわび」が省略されたものでかつては、実際にのしあわびを重ねたものを、紙で包んで用いていました。のしは紐の端が上を向いた「結び切り」という結び方を選びます。上に入れる文字は「寿」にするのが一般的です。下には自分たちの名前を入れます。水引は、奉書紙で包んだ贈り物を結ぶためのものです。 現在は印刷されたものを使うことが多いですが、昔は贈り主が、紙を包んだり、水引を結んでいました。これらは引き出物を買うお店で手配していただけますが、マナーとして覚えておくのが良いです。

ゲストによって引き出物贈り分けをするのはありだが、紙袋は同じものにする

引き出物のパターンを結婚式に参列してくれるゲストに合わせて変えることは問題ありません。ひと昔前は、ゲストへの引き出物は全員に同じものを贈ることが一般的でしたが年齢や関係性、性別によっても喜んでもらえる品は異なってくるので「贈り分け」は主流になってきています。その際の注意点ですが、引き出物を渡す際の紙袋のサイズや質感などで格差が出ないようにしましょう。同じグループ内の場合はできるだけ同じ品にするように配慮するようにしましょう。

結婚式場が持ち込みNGでないか必ず確認する

式場によっては結婚式の飾りつけから引き出物まで含めて持ち込み禁止の場所もあるため式場選びの際に事前に確認しておきましょう。また、持ち込みNGの場合は式場価格で割高になることが多いのでこちらも注意が必要です。

NGな引き出物とは?

貰って嬉しいものもあれば貰っても困るものや人を選ぶものもあります。そんなNG項目を確認しておきましょう。

新郎新婦の写真や名前入りアイテム

一番貰って困るものと言っても過言ではありません。家に飾ることは出来ず、消耗品でなければ捨てることも難しい品です。また、独身の方からは良い印象を持たれないため避けた方が無難です。

キャラクターグッズなど人を選ぶ商品

日用品など消耗品ならばまだ良いですが、キャラクターのぬいぐるみなどの品は好みがあるので大勢に配るには不向きな品です。個性の出しすぎの品はもらって困ることもあるため気を付けましょう。

持ち帰りが難しいかさばるものや重いもの

式場には遠くから足を運んでくる方も多くいますし、普段慣れない服装で来られている方がほとんどです。持ち帰りにくい大きい品や重いものはゲストの負担になるため良い品だとしても避けた方が良いです。

もらって嬉しいおすすめの引き出物

ゲストに喜んでもらえる引き出物が一番良いですよね。ここでは貰って嬉しかったという声が多いものを紹介していきます。

ダントツ人気はカタログギフト!!

自分で欲しいものをカタログから選べるのでゲストの好みのものを渡したい場合は一番おすすめです。新郎新婦も選ばなくて良いので負担も減るため半数以上の人がカタログギフトを選んでいます。カタログにもある種類に特化したものや性別に合わせたものがあるのでこだわりを見せるのも良いかもしれません。


食器やカトラリーも人気!

カタログの次に人気なのが、食器やカトラリーです。日用品でも普段自分で買わないような少し高価な品をもらえることは嬉しいものです。シンプルな使用しやすいものを選びましょう。

タオルなどの生活品も変わらず人気

昔から根強い人気なのが生活用品です。タオルや石鹸など消耗品のため、もらって嬉しい人がほとんどで価格帯も幅広いので贈り分けもできるメリットがあります。

引き菓子、縁起物に人気のギフト

引き出物と共の渡す引き菓子と縁起物もこだわって渡せるのが一番です。人気のギフトを参考にゲストに喜んでもらえる品を選びましょう。

引き菓子で特に人気の品はバームクーヘン、ケーキ類、クッキー

(※複数回答 ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ)
バームクーヘンが定番化しているのは、日持ちすることに加えて、切り口が幾重にも重なった樹木の年輪のように見えることから「末永く夫婦関係を重ねていけますように…」といった願いを込めて縁起物になっているからです。最近ではかなりおしゃれなクッキーもあるので日持ちがしてかさばらないものとしても人気です。


縁起物の定番商品はかつお節、梅干し、昆布、うどん、お赤飯、紅茶など

ご年配者や目上の人で、特別に気を遣うような相手であれば、定番の商品が安心です。最近ではおしゃれなパッケージも増えているのでパッケージにこだわってみるのもおすすすめです。縁起物の種類は地域によって決まっている場合があるので必ず事前に確認しておきましょう。

引き出物は感謝を伝える品、新郎新婦でじっくり話し合って決めることをおすすめします

費用も安いものではないためゲストに喜んでもらわないともったいないですよね。披露宴の準備だけでも大変ですが、そういう時こそ新郎新婦で話し合って決めることが大切です。引き出物は種類も豊富なので選んでいる時間もきっと楽しいはずです。注意すべき点をチェックしながら満足のいく結婚式にしましょう!

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