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披露宴ってどうやって進むの?ゲストが笑顔になれるプログラムとは

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結婚式準備の中で悩みがちな進行プログラム。「こんな演出がしてみたい!」「ゲストも満足できる披露宴にしたい!」と思うけれど、いざ進行を考えるとなるとどんな流れで進むのかイメージできない方も多いですよね。披露宴の所用時間は一般的に2時間半と言われていますが、お色直しで新郎新婦が居ない時間も含めると案外演出に使える時間は限られてくるものです。美味しいお料理も召し上がっていただく時間とのバランスも大切になってきます。そこで知っておきたい披露宴の基本的な流れと、進行のアレンジ例、コロナ禍でも安心のオリジナル演出も交えてご紹介します。

一般的な披露宴のプログラムと時間

二人のおもてなしはここから「ゲストの入場」

「披露宴会場がオープンしてから約15分〜25分」いよいよゲストが披露宴会場にいらっしゃいます。お花、テーブルクロス、ペーパーアイテム、お料理などが会場を彩り、会場に入った瞬間の印象がここで決まります。さらに、入場までの間の待ち時間も飽きさせない工夫も大切です。例えばふたりの好きな音楽をかけたり、オリジナルのドリンクを振舞ったり、席次表をじっくり見ていただいたり、お席にメッセージを添えたりするのもいいでしょう。最初のおもてなしがふたりらしい結婚式にも繋がります。

ゲストからのお祝いの挨拶「主賓挨拶」「友人スピーチ」

「新郎新婦入場から10分〜20分」お越しいただいたゲストの方からお祝いのスピーチをいただく事も多いかと思います。基本的には新郎新婦にとって一番の主賓にあたる方にお願いしましょう。失礼にならない程度に所用時間を事前の伝えられるといいでしょう。長すぎる終わりの見えないスピーチはいい印象がありません。したがって、一人5分程度がベストです。また、乾杯後の友人スピーチはタイミングを見逃すと聞いてもらえないことがあります。スピーチの前にふたりからその友人の紹介をすると注目度が一気に上がります。特にお祝いの挨拶をしていただく方がいない場合は、恩師や親族代表の方にお願いしたり、新郎新婦からのウェルカムスピーチの時間を作るのもオススメです。

二人の幸せのセレモニー「ケーキ入刀」

「所要時間10〜15分」結婚式の定番であるケーキ入刀はゲストも楽しみにしている演出の一つです。ケーキの形やデザインを選んだりするのもワクワクしますよね。ケーキを入刀した後は新郎新婦がお互いに食べさせ合う「ファーストバイト」やキューピッドなど感謝を伝えたい方に最初に幸せの一口を食べていただく「サンクスバイト」もおすすめです。

懐かしい写真で振り返る「プロフィールムービー」

「所要時間5〜10分」新郎新婦の幼少期の写真やゲストとの思い出を写真で振り返るプロフィールムービーを上映します。当日お越しいただいているゲストと写っている写真を多めにいれるのがおすすめです。また、上映が10分を超えてくると集中力が続かず飽きてしまったり、写真に対して説明の文字が多すぎると、肝心の写真をよく見れなかったりということもあります。そんなところにも気をつけながら懐かしい写真を見ていただきましょう。最近は写真と音楽を選ぶだけで簡単につくれてしまうソフトやアプリなども沢山あります。ふたりらしいスタイルを見つけましょう。

ゲストへのご挨拶もかねて「テーブルラウンド」

「所要時間20〜25分」新郎新婦から直接ゲストのテーブルを周るテーブルラウンドも様々な方法があります。1テーブルごとにキャンドルの炎を灯していくキャンドルサービスや、水と光を使った演出など様々です。ゲスト全員と写真を残したいのであれば、テーブルごとに写真を撮っていくテーブルフォトもいいでしょう。特に親族はなかなか一緒に写真を撮るタイミングがとりづらいものです。こちらから足を運んで楽しい時間にしましょう。

今までの感謝を伝える「両親への手紙・記念品贈呈」

「所要時間10〜20分」結婚式のクライマックスといえば両親への手紙や記念品贈呈のシーンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?感謝を込めたお手紙を読むシーンはご家族だけでなくゲストの感動も誘いますよね。中には「みんなの前でお手紙を読むのは恥ずかしい!」という方もいると思います。

そんな花嫁さんは記念品と共にお手紙を渡したり、感謝の思いをムービーにのせて上映してみてもいいかもしれません。また、両親への記念品贈呈も色々なものがあります。感謝の気持ちをこめた「花束」や、両親の名前や似顔絵を使った「ネームポエム」、生まれた時の体重でつくられた「ウェイトドール」など選択肢は様々です。ふたりで手作りをした物を渡しても喜ばれますね。

披露宴を締めくくる「新郎謝辞」

「所要時間5分」披露宴を結びを飾るのが新郎の謝辞です。お越しいただいたゲストの方へふたりからの感謝を伝えるシーンでもあります。定型文を参考にしながらも、自分たちの気持ちをストレートに伝える文章をいれるだけで、一気に親近感が湧きます。また、新郎からも両親への感謝の一言を含めるのもよいでしょう。最後の挨拶をビシッと決めることで披露宴の印象が決まります。

ありがとうの気持ちを込めて「ゲストの退場」

「新郎新婦退場から30分間」披露宴が結んだ後はゲストの方のお見送りをします。一人ずつへお礼を言うタイミングを作るためにプチギフトを用意してお渡ししましょう。市販の物にふたりのイニシャルをデザインしたシールやタグをつけたりするだけでもオリジナルなプチギフトが完成します。式場によっては披露宴の中で撮影した写真をすぐ現像してプチギフトにしてくれるサービスもあります。ゲストの驚く顔が想像できますよね。ありがとうの気持ちを込め、誰が貰っても嬉しいギフトにするのがポイントです。

オリジナリティある演出

入刀するだけじゃない?ケーキを使った個性的な演出

結婚式の定番であるケーキ入刀も少しの工夫でオリジナル演出になります。例えば入刀の代わりにボトルに入れたクリームやシロップをかける「カラードリップケーキ」は、見た目も綺麗で思わずゲストからも「おいしそう!」の声が漏れるほどです。また、真っ白なケーキとフルーツなどを用意して、待ち時間にゲストにデコレーションしてもらう「トッピングケーキ」もおすすめです。

ふたりもどんなケーキになるかわからないドキドキが楽しめます。さらに、衣装によっても演出のアイデアが広がります。例えば和装で演出する場合、抹茶や桜色など見た目が和風のケーキにして入刀するナイフを日本刀にしてみるのも斬新で盛り上がります。定番のケーキ入刀でも少し工夫した演出にすることでゲストの記憶にも残る楽しい時間になります。

ふわふわ浮かぶスパークバルーンを使って楽しめる演出を

お色直しの中座や再入場は、思い切ってゲストに協力していただくのも素敵です。中座の相手はお父さんやお母さんが定番ですが、兄弟や、祖父母などに一緒に歩いてもらうのもいいでしょう。両親以外の家族が登場すると、顔が似ている兄弟にびっくりしたり幼少期の面白いエピソードも飛び出すかもしれません。また、祖父母に感謝を伝えたり、花束やプレゼントを渡すシーンも感動の場面になります。そのほかにも感謝を伝えたい方や恩師にスポットライトを当てるのはいかがでしょうか?素敵なエピソードも交えてご紹介するとさらにゲストの印象に残ります。

フォトラウンドにひと工夫でゲストの笑顔を引き出そう!

新郎新婦がゲストのテーブルを周って写真を取っていくフォトラウンドもひと工夫加えると楽しい演出になります。例えば「ポーズカード」です。ふたりが考えたお題を書いた紙を複数枚用意して、テーブルのゲストに引いてもらいます。そこに書いてあるお題のポーズをして写真に写っていただく流れです。ピースばかりになりがちな写真が一気に面白くなります。また、手持ちの可愛いオリジナルの「フォトプロップス」を用意するのもおすすめです。ゲストもアイテムを選べるワクワク感もあり、子供からお年寄りまで誰でも楽しめます。無難になりがちなテーブルでの撮影も少しの工夫をすることでゲストの笑顔を引き出し、いい写真を残すことができます。

思いがけないエピソードが飛び出すかも?テーブルインタビュー

あまり凝った演出は嫌だったり、事前の準備ができないという方に特におすすめなのがテーブルインタビューです。例えば新郎新婦の面白いエピソードを話してくれそうな方を指名し、その場でお話してもらいます。「この人はこんなエピソードを話してくれそう!」ということを事前に司会の方に共有し、上手くインタビューしてもらうのがポイントです。思いがけないエピソードが飛びだせば、盛り上がること間違いなしです。

ご両親へインタビューをすると、幼少期を思い出し、涙してしまうことも…それもまた記憶に残る披露宴になりそうです。また、親族のみの披露宴や、少ない人数での披露宴では時間が許せば全員にマイクをまわしてみてもいいでしょう。お互いのゲストが新郎新婦との関係性や、人となりを知るいいきっかけになりますし、和やかなムードの披露宴になります。

コロナ禍で話題の演出

エスコートカード

受付での接触をなるべく少なくしたい方は席次表を渡す代わりにエスコートカードを用意するのはいかがでしょうか?ウエルカムスペースに一人一人の名前とテーブルナンバーが書かれたマスクケースなどをできるだけ見やすいように飾り、自分の名前を探していってもらうのも手です。エスコートカードにも色々な種類があります。ふたりのイメージにあったアイテムを探してみましょう。

新郎新婦からの景品クイズ

余興の代わりにふたりからのゲームを取り入れるパターンが増えてきています。例えばふたりにまつわるクイズなら自分の席からゲスト全員が参加できるのでおすすめです。受付で3択のクイズと回答用紙を用意し、披露宴の中で正解発表をしましょう。当たった方への景品を用意するのはもちろんですが、当たらなかった方にも景品ゲットのチャンスがあるとさらに盛り上がります。クイズの内容はシンプルだけれど答えが分かりづらいものにするのがおすすめです。全員が参加しやすい工夫をしましょう。

ワゴンでのデザートサービス

ゲストが好きなスイーツを取りに行くデザートビュッフェの代わりにふたりがワゴンでデザートを配り歩くワゴンサービスはいかがでしょうか?ワゴンも可愛く飾ってみるのもいいと思います。例えば可愛いマスクや手袋をつけながら美味しそうなスイーツをふたりで配り歩けば、写真映えも間違いなしです。

まとめ

なんとなく披露宴のイメージが湧きましたか?披露宴の進行で大切なのは、「バランス」です。もちろん新郎新婦が主役ではありますが、ふたりだけが盛り上がる演出や、長い演出はせっかくのお祝いムードが台無しになってしまいます。あまり演出を入れすぎるとゲストにお料理を召し上がっていただく時間が無くなったり、新郎新婦も慌ただしく何が何だかわからないうちに披露宴が終わってしまいます。歓談の時間を多めに取り入れるのも披露宴が成功するポイントの一つです。

せっかく来ていただいたゲストとお話したり写真を撮ったりする時間も歓談中になります。式場の進行のフォーマットも参考にしながらぜひゆとりのある進行で思い出の1日を彩りましょう。

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