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妊娠時期の体はデリケート。妊娠によってホルモンバランスが変化しているため、肌荒れしやすかったり、疲れやすかったりするだけでなく、むくみや体毛が濃くなるなど、いつもとは違う体の状態にストレスを感じる妊婦さんも多いものです。そんなストレスの解消に、ブライダルエステが活躍してくれることもあります。特にオールハンドトリートメントは、気になるむくみをケアしながら全身の疲れをリセットする効果が期待できるので、お疲れ気味のマタニティ花嫁にとって、心身ともに助けとなるエステメニューになるはずです。
フェイシャルトリートメントをはじめ、顔や背中などのシェービング、デコルテや二の腕などのマッサージなど、妊娠中でもブライダルエステを受けられるサロンは多くあります。ただし、受ける時期や施術内容、エステサロンの方針によってはお断りされるケースもあるため、事前に妊娠何ヶ月かを伝えて受けることはできるかを、サロンに問い合わせをしておきましょう。
妊娠すると体毛が濃くなる? 優先して受けたいのはシェービング
ホルモンバランスが変わる妊娠時期は、体毛が濃くなりやすい時期でもあります。そのため、普段はあまり気にならないムダ毛も、この時期は目立ってしまう可能性が……。特にベアトップやビスチェタイプ、オフショルダータイプなどの背中や二の腕、デコルテなどが露出するウエディングドレスの場合、パーツごとのムダ毛やうぶ毛はケアしておきたいところ。結婚式場の強いライトに照らされると、うぶ毛までしっかり見えてしまうこともあります。そのため、顔や背中などのシェービングは、受けておくのがおすすめです。マタニティブライダルエステで避けたいNG施術
フェイシャルやシェービングであれば、あまり制限のないマタニティのブライダルエステですが、おすすめできない施術が3つ。一つ目は、マシンを使った施術方法です。超音波や高周波などのマシンを使用する施術は、母子への影響を考えて避けるのが無難です。二つ目は、痩身メニュー。吸引したり、強く揉みだしたりと体への刺激が強いため、妊娠中はやめておくのがおすすめ。ただし、二の腕や背中など、ウエディングドレスから露出するパーツの部分的な引き締めはOKであることが多いようです。三つ目は、強めのマッサージ。マタニティのブライダルエステでOKとされているオールハンドであっても、強く揉むとなると話は別。「コリをほぐすために強めにマッサージして欲しい」という方もいるかもしれませんが、母子の健康を第一優先して、力加減は強くしないのが鉄則です。受けられる施術は必ずサロンに確認しましょう。
妊娠中でも安心!マタニティ専門のコースがあるサロンも!
肌がデリケートになっていたり、全身がむくみやすかったりと、ホルモンバランスの変化によって、普段とは全身のコンディションが違うマタニティ花嫁。匂いに敏感になる方も多く、アロマを使ったトリートメントで具合が悪くなってしまう人も……。また、一般的なエステは施術中に仰向けだったり、うつ伏せだったりする場合が多いのですが、妊婦にとってこの体勢は負担が大きいもの。実は色々と避けたい項目がある妊娠中の花嫁にとって、頼りたいのはマタニティ専門のブライダルエステコース。マタニティ専門のコースを設けているサロンであれば、妊婦さんの受け入れ体制ができているため、当日の体調や肌のコンディションによってメニューの変更などを行えるところもあります。そして、エステティシャンがマタニティに理解があるサロンに通うことで、不安なく安全にブライダルエステを堪能できるのも魅力の一つ。ぜひ問い合わせてみてください。
マタニティプランのあるブライダルエステをご紹介!
<セレブリティハウス(CELEBRITY HOUSE)>
マタニティソフトシェービングプラン 22,700円(税込)
詳細はこちら
<ヴァン・ベール(VAN-VEAL)>
※主治医の許可があれば、妊娠5ヶ月以上でハンドコースは可能です。
マタニティウェディングで注意するポイント
つわり期間中の準備は大変
妊娠中のつわりは時期も重さも人によって異なるので、事前に時期を読んでおくことが難しいです。特に結婚式の準備が忙しくなる直前につわりがきたら、準備もままならない状態になってしまいます。体調管理をしつつ、式場探しをしたり、結婚式の準備をするのはなかなかハードになります。つわりとの両立を避けるのであれば、出産後少し落ち着いたタイミングで結婚式を挙げるのもひとつの手段です。ドレス選びに一苦労する
マタニティウエディングの特徴として、時が経つにつれて体型が変わってしまうことが挙げられます。最初に選んだドレスが体型の変化で数ヶ月後には全く入らなくなることもあります。ドレスの試着やサイズ直しをこまめにする必要があるのは、マタニティウエディングの注意すべきポイントでしょう。通常のウェイディングとは想定外なこともありますが、事前にそういったポイントを押さえておくことで準備も整えておくことができます。妊婦さんがブライダルエステを受ける際の注意点
妊婦さんがブライダルエステを受ける場合、必ずやっておきたいことが2つ。一つは、かかりつけの担当医にブライダルエステを受けても大丈夫か、確認をとること。「ちょっとマッサージするくらい平気でしょ」と、自己判断で受けるのは避けるべき。マタニティのブライダルエステでは、エステサロンによって担当医の承諾書を提出しなければ受けられないこともあります。必ず医師に相談し、OKをもらった上で受けるようにしましょう。もう一つは、ブライダルエステを受けるサロンに、妊娠していることを伝えること。その際、妊娠何週目かも正確に伝えるようにしましょう。受け入れ体制が整っていないサロンの場合、受けられないことがありますが、受け入れ体制が整っているサロンであれば、妊婦の体調や体質に合ったコースを提案してくれるところも。安心してブライダルエステを受けるためにも、この2点は必ず確認しておくことが大切です。
また、当日キャンセルした場合のキャンセル料についても、問い合わせておくと安心です。いきなり体調を崩したり、外出が難しかったり、妊婦の体はデリケートです。無理をすると体に良くないので、ブライダルエステの予約日を変更してもらうのが一番ですが、その際のキャンセル料は気になるもの。施術料金の何%かを支払うのか、回数券の一回分を消化するのか、◯回まで当日キャンセルが無料など、サロンによってまちまち。この点も事前に把握しておくのが、マタニティのブライダルエステではポイントです。
「あれは大丈夫? これは大丈夫?」と、妊娠中は色々なことに制限がかかるので、ブライダルエステを受けてもいいのか気になるもの。結論、受けることができることもありますが、医師とサロンに確認を取るのはマストです。安心してブライダルエステを受けるためにも、チェックすべきことを忘れずに!
まとめ
ブライダルエステは目的によって施術を受ける最適なタイミングは異なります。また施術で、より美しい仕上がりにするために、結婚式当日に着るドレスなど花嫁像を明確にして、ベストな時期に通い始めることが大切です。余裕をもってブライダルエステで自分磨きをすることで、外見も内面も自分に自信をもって挙式当日を迎えることができます。それは妊婦さんでもいえることです。この記事を参考にベストなタイミングで、自分に合った施術を受けましょう。すべての花嫁が自信を持ってバージンロードを歩けるように、これからもme time beautyではブライダル情報をはじめ、女性の美に関する情報をを提供していきます。